【書評】「いちばんカンタン!投資信託の超入門書」(湯之前敦著)書評レビューしてみた
こんにちは、asです。
マンションを買うことを検討し始めたときに、インターネットをさまよっているとよく「投資」についての記事を目にしました。
いわゆる不動産投資ってやつですね。正直 「必要ないからやめてー」とか思っていました(笑)
当時は全くといっていいほど知識がなかったので、「投資」って聞くと「怖いなー・・・」とか「怪しい・・・」とかが先立って、中々よく調べてみようとは思いませんでした。
でも、マンションを調べていくと、金利やローン減税について、つまりお金について知ることになります。(当たり前ですが)
お金について調べると、
「あれ、銀行に預けてるのって損なんだ!」
ということに気付き始めます。
アラサーになって気づくとか遅すぎですよね。。。
だからといっていきなり不動産投資とかFXとか、大きなリスクや借金を背負う覚悟はありません。
でも、
「銀行に預けているのは損!」
っていうのが頭にあるので、
「何かやらなきゃ!」
という焦りみたいなものがありました。
株とか投資とかにだんだんと興味がではじめ、ネットサーフィンでいろいろ検索した結果
「サラリーマンには投資信託が一番いいんじゃないか?」
という結論に達したわけです。
そこで今回書評レビュー、「いちばんカンタン!投資信託の超入門書」です!
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いかにも「初心者」っぽいですね(笑)
でも本当に初心者ですし、嘘ついてもしょうがないですから。やはり初めて何かをやる人ってこういうタイトルに惹かれるんだなーと再認識させられた書籍でもあります(笑)
それでは、どうぞ!
- 「いちばんカンタン!投資信託の超入門書」の作品内容とは?
- 「いちばんカンタン!投資信託の超入門書」を読んだ感想
- 「いちばんカンタン!投資信託の超入門書」がオススメな人は?
- 「いちばんカンタン!投資信託の超入門書」書評レビューまとめ
「いちばんカンタン!投資信託の超入門書」の作品内容とは?
「いちばんカンタン!投資信託の超入門」作品内容を大きくわけるとこちらです。
順番にお話していきますね。
用語の説明
投資信託にかかわる3つの会社の話から、「PBR」などの専門用語の解説などです。
株とか投資信託って専門用語のオンパレードみたいなものなので、用語の説明がないと何を言っているかがチンプンカンプンですよね。
このチンプンカンプンをなくすために、初めに用語の定義をいれているのが、まさに「初心者向け」に作られている部分だと感じました。
銘柄選びの基礎的アドバイス
次にどういう基準で銘柄を選んだらいいかの基礎的なアドバイスとなってます。全くの初心者からすれば、
「へー、そうなんだー」
となる内容で、なかなか面白いです。
たとえば、実際に投資信託を購入するためには証券会社に口座を開設しなければなりません。
そんな場合に「こんな口座がオススメです!」といった具合に、「これをすればまず間違いないよ!」と解説されてる内容となっております。
初心者にとっては、とても有難いアドバイスですよね。
投資信託の種類って?
後半は投資信託の中でもこんな種類があるよっていう商品知識の紹介に移ります。
これはリスクが高いとか低いとか、コスト安いけど収益少ないよとか、特徴をとらえた説明をしてくれてます。
もしかするとこの辺りから少し難しく感じる方も出てくるかもしれません。そんなときは次に説明する
「初心者にオススメな銘柄の選び方」
に進んでみてください。
初心者にオススメな銘柄の選び方
最後には初心者向けにふさわしく、「初心者にオススメな銘柄の選び方」を解説した内容となっていますので、
「手始めに投資信託を経験したい」
という人にはもってこいの章かと思います。ここを読む際には銘柄だけではなく、
「なぜこの銘柄がオススメなのか?」
ということをしっかりと頭に叩き込むようにしてください。
この「なぜ?」が理解できればあなたも自分の力で銘柄が選べるようになるはずです!
「いちばんカンタン!投資信託の超入門書」を読んだ感想
前回のこちらの記事で、
感想にも書きましたが、見開き1ページで内容が完結する形式は初心者にはすごく見やすいです。初心者向けの書籍ってこういう見開き形式が多いのかもしれませんね。
「投資信託」という枠組み全体を知るには、ちょうどいいボリュームで、親しみのある語り口調が好印象でした。投資信託についての知識としては広く浅くといった印象ですね。
あと、気を付けなければいけないのが、基本的に初心者におすすめしている内容が多いとはいえ、それでも
「元本毀損の恐れがある」
ということは十分ご理解いただく必要があります。ローリスクとはいえ「リスクはリスク」ですので、自己責任ということをお忘れなきよう。
「いちばんカンタン!投資信託の超入門書」がオススメな人は?
もちろん「初心者」ですね(笑)あまり難しく感じずにサクッと読めますので、「活字が苦手!」って方でもすらすらと読めるのではないでしょうか。
特に、「ドル・コスト平均法での積立投資で元本毀損が極力抑えられる内容」だったり、「ノーロードといった手数料がないもの」から挑戦できるので、
「株とか怖いな」って方や「慎重な性格の方」には特にオススメできます!
また、iDeCoについても記載があります。iDeCoの知識もついでに知ることができるのはポイント高いです。
「いちばんカンタン!投資信託の超入門書」書評レビューまとめ
いかがでしたでしょうか。
私が一番いいと思ったのは、「投資信託」といっても「運用状況のチェックは怠らないこと」が必要だと書かれている点です。
「投資信託」は言ってしまえば”人任せ”な中長期投資なので、一旦お任せしてしまえば自分がなにかをする必要はありません。
特にローリスクであれば変動も少ないのでついついチェックを忘れてしまいがちだと思われます。しかし、投資しているのは
「自分のお金」
という意識は常に持って管理をしておかないと、実際どこに落とし穴があるかはわかりません。
「最後に判断し、購入するあなたです。」
なーんて(笑)
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本格的な投資の記事は
こちらの記事でも書いています。
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こちらでオーディオブックの詳しい説明もしておりますので、気になる方は是非お読みください。
それでは、
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!
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