【1分書評】「≪新訳≫ハイパワー・マーケティング」（ジェイ・エイブラハム）を書評レビューまとめ
こんにちは。
asです。
｢ハイパワー・マーケティング｣
マーケティングを学ぶ人なら一度は目にしたことがある書籍かもしれませんね。タイトルがちょっと怪しいですが（笑）マーケティングの本としては非常に本質的な名著だと言えます。
著者のジェイ・エイブラハムは、アメリカのフォーブズ誌で経営コンサルタントとして全米トップ5に選ばれるほどの世界的なマーケターです。
ただ、マーケティング初心者には
｢一体何を言っているんだ･･･｣
と思ってしまう内容が多いかと思いました。ですので、年間80冊の書籍を読む私が｢3つのポイント｣に絞ってわかりやすくお伝えして行きたいと思います。
それでは早速、3つのポイント行きましょう！
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｢ハイパワー・マーケティング｣３つのポイント
｢ハイパワー・マーケティング｣の３つのポイントはこちら、
- ビジネスを大きくするたった3つの方法
- ちょっと変わった考え方でブレイクスルーを起こすには？
- 視点を移す｢卓越論｣
ひとつずつ解説していきます。
ビジネスを大きくするたった３つの方法
ビジネスを大きくするにはこの3つしか方法がないと著者は言います。
- クライアントの数を増やす
- 一人あたりの平均販売額を増やす
- 購入する頻度を増やす。
つまり、『顧客数』×『値段』×『回数』です。
たとえばこのそれぞれの数字がすべて1.1倍になったとしたら、売上はどれくらい増えると思いますか？
正解は｢33.1％｣です。
これは簡単な算数なので、実際の現場ではこんなに簡単には行かないかもしれません。顧客の数を1.3倍に増やすには大変な労力がかかります。しかし、1.1倍に増やすと考えるとなんだかできそうな気がしてきませんか？
今の現状でこの３つのどれが欠けているのかを知ることから始めれば、停滞した今を抜け出す手掛かりを掴めるはずです。一度自分のビジネスに当てはめて考えてみてはいかがでしょうか。
ちょっと変わった考え方でブレイクスルーを起こすには？
「古い別分野の慣習を取り入れる」
つまり｢別業界の『常識』は自分の業界に横展開できないだろうか？｣という具合に考えてみると新たなアイデアになりやすいと書いてあります。
｢〇〇×〇〇｣という掛け算に、自分の業界の『常識』と、別業界の『常識』を当てはめてみてください。すると今まで見えてこなかったアイデアがいとも簡単に出てくることがあるというわけですね。
視点を移す｢卓越論｣
「信頼出来るアドバイザーかつ友人になる」
「相手の本当の利益を考える」
ビジネスでは自分本位の考え方では商品が全く売れません。ますは焦点を「私」から「あなた」へ移すことが重要だと言います。
自分の商品よりも「相手の利益になること」があるのであれば、包み隠さずすべてお伝えする。この考え方を著者は『卓越論』と呼んでいます。
「そんなことをしたら自分の商品が売れなくなってしまうじゃないか！」
あなたはそう思われたかもしれません。しかし、それでも「相手の利益になること」をお伝えしなくてはなりません。なぜだと思いますか？
重要なのは「あなたを売っている」という視点。
簡単に言えば、あなたの『ファン』を獲得するというマインドを持つことです。目の前の「短期的な利益」よりも 『ファン』という「長期的な利益」をもたらしてくれる存在を作る。
このマインドが結果的には、あなたに大きな利益を与えてくれるということを忘れないようにしましょう。
｢ハイパワー・マーケティング｣まとめ
｢ハイパワー・マーケティング｣のポイントとして、
- ビジネスを大きくするたった3つの方法
- ちょっと変わった考え方でブレイクスルーを起こすには？
- 視点を移す｢卓越論｣
こちらの3つのポイントに絞ってお話してきました。
｢あなた自身を売っている｣
この言葉が私の心には深く刺さりました。「短期的な利益」を追い求めず、「長期的な利益」を得るための『ファン』を獲得する。
言うは易し、行うは難しという言葉があります。実際に私自身も「相手の利益」を追求できるように精進したいと思いました！
もっと細かいマーケティングのテクニックなども載っていますので、是非一度読んでみることをオススメします。
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