【マインドマップ書評】「反論の技術」を書評レビューしてみた【ストレス過多のあなたへ】
こんにちは、asです。
本日は箱田忠昭著『いつも「うまくいく人」の反論の技術』をマインドマップを使って、わかりやすくレビューしていきます!
いつも「うまくいく人」の反論の技術 | ||||
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相手に言い負かされてばかりで、ストレスが溜まることありませんか?
その後の相手との関係を考えると、中々強く言い返せない人も多いと思います。しかし、相手との関係を崩さずに「反論」する方法が存在するのです。
さらに言えば、強く言い返してスカッとするよりもっと大事なことを「反論」によって手に入れることができちゃいます。
その方法、ズバリ書いてあるのがこの「反論の技術」なのです。
スカッと相手に言い返せることも悪くないですが、「相手を傷付けず、相手の立場を尊重しながら、自分の主張を通す技術」を学んで、快適なワークライフを送りたい人にこの「反論の技術」を送ります。
※最後には私の作成した「マインドマップ」も公開しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
「反論の技術」3つのポイント
「反論の技術」の3つのポイントはこちら、
- 反論で陥りやすい「勘違い」とは?
- 反論の基本話法
- 反論だけではダメ!「納得」させよう!
ひとつずつ解説していきます。
①反論で陥りやすい「勘違い」とは?
まず、この「反論の技術」では、ほとんどの人が「反論」について大きな勘違いをしている、と指摘しています。
反論における勘違いとは何か?
それは、「正しいこと」を言わなければならないと思っていること。
「ん?正しくなければ何を言うんだ!」と思われるかもしれません。私もそう思いました。
しかし、実際その時には何が「正しい」かなんていうのはわかりません。さらに言えば、「正しい」ことが「良い反論」ではないのです。
ではどんな「反論」ならば良いのでしょうか?
箱田さんは「反論への3つの理解」が必要だと言います。その3つがこちら。
反論への3つの理解
反論をするためには、以下の3つの理解が必要だと言っています。
- 人間は「感情」の生き物であると理解する
- 相手とのコミュニケーションを良くする
- 相手自身や相手の反論をもっとよく理解する
そもそもの目標は、相手と「仲良くする」こと。わざわざ敵を作る必要はないですよね?そのためにも、正論ではなく「感情」を理解し、相互理解を深めることが重要なのです。
まずは「論破」しないこと。
とはいえ、「そんな簡単にできるの?」という疑問がありますよね?そんなあなたに反論の「基本話法」を次でお話します。
②反論の基本話法
相手に「反対」されたときはついつい言い返したくなるもの。さて、どうすればいいのでしょうか?これには、『CER話法』で受けるのが良いというのです。
『CER話法』とは
- クッション
- 具体例
- 理由
この3つを組み合わせる話法のこと。ひとつずつ説明していきます。
①クッション
「反対」に「反対」はNGです。たとえば、
「なるほど、そう思われて当然です。」
「さすがに、ポイントをつきますね」
「鋭いご指摘です」
「はい、どなたもそうおっしゃいます」
こんな言葉で、まずは相手を認めてあげることが重要です。一旦認めてあげないと、相手のガードが下がらないんですね。
②具体例
「実は〇〇でも同じことを言われました。
ところが、今では△△されています。」
こんなふうに、まず相手の言葉を認めたあとに、その後の展開を具体的にお話してみる。具体的にお話すると、相手も納得がしやすいのです。
※『数字』のデータを示すことも、説得力を上げるためには有効です。
イエス・「アンド」で繋げろ!
「But」となる言葉、たとえば「でも〜」「しかし〜」といった言葉は使わないようにしましょう。相手が否定された気持ちになるからです。
「そこで、〜」
「実は〜」
たとえばこんな風に「And」で繋げることを心掛けるだけで、相手からの印象は全く違ったものになるのです。
③理由
理由を話す際には、以下の2つに注意しましょう。
- 相手のメリットを強調する
- ポイントを3つに絞る
相手に反対されたときには自分のことを守りがちです。そこをぐっとこらえて、相手のメリットを3つ上げる。
メリットを相手に伝えることができれば、話し合いは少しずつ軟化していくはずです。
③反論だけではダメ!「納得」させよう。
ここではさらに一歩前進して、反論したあとのお話です。相手を納得させるにはどうすればよいのでしょうか?
「説得力がグンとアップする技術」として、以下の5つが紹介されています。
- 大切な点は繰り返す
- 短い文章の連続でたたみかけるように話す
- ときに大きな声、小さな声で話す
- ときにアイコンタクトを長めにする
- 断定的に言う
特に「大切な点は繰り返す」ということは重要です。言っている側は「しつこいかな?」と感じがちですが、言われる方は「重要なんだな」と感じます。
ただ、注意点としては、「同じ意味」だけど「別の表現」で伝えること。同じ言葉を同じように言うと「またか」となりますので、ボキャブラリーはやはり必要ですね。
「反論の技術」書評レビューまとめとマインドマップ
私がまとめた「反論の技術」のマインドマップを最後に公開致します。このブログでは紹介しきれていない内容も含まれていますので、お見逃しなく。
「相手を傷付けず、相手の立場を尊重しながら、自分の主張を通す技術」を「反論の技術」から学んでみてください。
いつも「うまくいく人」の反論の技術 | ||||
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最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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