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30代社畜サラリーマンのブログ100記事冒険譚!

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【マインドマップ書評】「反論の技術」を書評レビューしてみた【ストレス過多のあなたへ】

こんにちは、asです。

 

本日は箱田忠昭著『いつも「うまくいく人」の反論の技術』をマインドマップを使って、わかりやすくレビューしていきます!

 

いつも「うまくいく人」の反論の技術

箱田忠昭 すばる舎 2006年03月
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相手に言い負かされてばかりで、ストレスが溜まることありませんか?

 

その後の相手との関係を考えると、中々強く言い返せない人も多いと思います。しかし、相手との関係を崩さずに「反論」する方法が存在するのです。

 

さらに言えば、強く言い返してスカッとするよりもっと大事なことを「反論」によって手に入れることができちゃいます。

 

その方法、ズバリ書いてあるのがこの「反論の技術」なのです。

 

スカッと相手に言い返せることも悪くないですが、「相手を傷付けず、相手の立場を尊重しながら、自分の主張を通す技術」を学んで、快適なワークライフを送りたい人にこの「反論の技術」を送ります。

 

※最後には私の作成した「マインドマップ」も公開しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

  

 

 

「反論の技術」3つのポイント

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「反論の技術」の3つのポイントはこちら、

  1. 反論で陥りやすい「勘違い」とは?
  2. 反論の基本話法
  3. 反論だけではダメ!「納得」させよう!

 

 ひとつずつ解説していきます。

 

①反論で陥りやすい「勘違い」とは?

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まず、この「反論の技術」では、ほとんどの人が「反論」について大きな勘違いをしている、と指摘しています。

 

反論における勘違いとは何か?

 

それは、「正しいこと」を言わなければならないと思っていること。

 

「ん?正しくなければ何を言うんだ!」と思われるかもしれません。私もそう思いました。

 

しかし、実際その時には何が「正しい」かなんていうのはわかりません。さらに言えば、「正しい」ことが「良い反論」ではないのです。

 

ではどんな「反論」ならば良いのでしょうか?

 

箱田さんは「反論への3つの理解」が必要だと言います。その3つがこちら。

 

反論への3つの理解

 

 反論をするためには、以下の3つの理解が必要だと言っています。

  1. 人間は「感情」の生き物であると理解する
  2. 相手とのコミュニケーションを良くする
  3. 相手自身や相手の反論をもっとよく理解する

 

そもそもの目標は、相手と「仲良くする」こと。わざわざ敵を作る必要はないですよね?そのためにも、正論ではなく「感情」を理解し、相互理解を深めることが重要なのです。

 

まずは「論破」しないこと。

 

とはいえ、「そんな簡単にできるの?」という疑問がありますよね?そんなあなたに反論の「基本話法」を次でお話します。

 

②反論の基本話法

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相手に「反対」されたときはついつい言い返したくなるもの。さて、どうすればいいのでしょうか?これには、『CER話法』で受けるのが良いというのです。

 

『CER話法』とは

  1. クッション
  2. 具体例
  3. 理由

 

この3つを組み合わせる話法のこと。ひとつずつ説明していきます。

 

①クッション

「反対」に「反対」はNGです。たとえば、

 

「なるほど、そう思われて当然です。」

「さすがに、ポイントをつきますね」

「鋭いご指摘です」

「はい、どなたもそうおっしゃいます」

 

こんな言葉で、まずは相手を認めてあげることが重要です。一旦認めてあげないと、相手のガードが下がらないんですね。


②具体例

 

「実は〇〇でも同じことを言われました。
ところが、今では△△されています。」

 

こんなふうに、まず相手の言葉を認めたあとに、その後の展開を具体的にお話してみる。具体的にお話すると、相手も納得がしやすいのです。

 

※『数字』のデータを示すことも、説得力を上げるためには有効です。

 

エス・「アンド」で繋げろ!

 

「But」となる言葉、たとえば「でも〜」「しかし〜」といった言葉は使わないようにしましょう。相手が否定された気持ちになるからです。

 

「そこで、〜」
「実は〜」

 

たとえばこんな風に「And」で繋げることを心掛けるだけで、相手からの印象は全く違ったものになるのです。


③理由

 

理由を話す際には、以下の2つに注意しましょう。

  1. 相手のメリットを強調する
  2. ポイントを3つに絞る

 

相手に反対されたときには自分のことを守りがちです。そこをぐっとこらえて、相手のメリットを3つ上げる。

 

メリットを相手に伝えることができれば、話し合いは少しずつ軟化していくはずです。

 

③反論だけではダメ!「納得」させよう。

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ここではさらに一歩前進して、反論したあとのお話です。相手を納得させるにはどうすればよいのでしょうか?

 

「説得力がグンとアップする技術」として、以下の5つが紹介されています。

  1. 大切な点は繰り返す
  2. 短い文章の連続でたたみかけるように話す
  3. ときに大きな声、小さな声で話す
  4. ときにアイコンタクトを長めにする
  5. 断定的に言う

 

特に「大切な点は繰り返す」ということは重要です。言っている側は「しつこいかな?」と感じがちですが、言われる方は「重要なんだな」と感じます。

 

ただ、注意点としては、「同じ意味」だけど「別の表現」で伝えること。同じ言葉を同じように言うと「またか」となりますので、ボキャブラリーはやはり必要ですね。

  

「反論の技術」書評レビューまとめとマインドマップ

反論の技術

反論の技術 マインドマップ

 

私がまとめた「反論の技術」のマインドマップを最後に公開致します。このブログでは紹介しきれていない内容も含まれていますので、お見逃しなく。

 

「相手を傷付けず、相手の立場を尊重しながら、自分の主張を通す技術」を「反論の技術」から学んでみてください。

 

いつも「うまくいく人」の反論の技術

箱田忠昭 すばる舎 2006年03月
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最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 

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