【1分書評】「革命のファンファーレ」(西野亮廣さん)書評レビューまとめ
こんにちは、asです。
「やりたいことがみつからない」
こんなことを思っているあなたに
「革命のファンファーレ」をご紹介します!
やりたいことを掛け持つことや、
やりたいことに迷うことは、
これからの時代を生き抜く術だ。
これは、「革命のファンファーレ」の”はじめに”で語られている文章の抜粋です。
「やりたいことがなくてもいいんだ!」
本を読み始めてすぐに、自信を取り戻させてくれる実に西野亮廣さんらしい”はじめに”から「革命のファンファーレ」は始まります。
こんな「革命のファンファーレ」を今日も『3分でわかる』ように「3つのポイント」で
ご紹介させていただきます!
それでは、どうぞ!
革命のファンファーレ | ||||
|
「革命のファンファーレ」の3つのポイント
「革命のファンファーレ」の3つのポイントはこちら、
- 人は「確認作業」にお金を払う
- 「信用」がお金に変わる
- 「決定権」を今すぐ持て!
ひとつずつ解説していきます。
人は「確認作業」にお金を払う
実は、「革命のファンファーレ」の”はじめに”の部分は著者の西野亮廣さんの公式ブログで全文が公開されています。
この「”はじめに”全文公開」にも、もちろん理由があって、その理由が『人は確認作業にしかお金を払わない』ということ。
例えば、
”歌手のライブ”であれば「歌は知っている」、
”野球の試合”であれば「中継でも見れる」、
それでもお金を払って行く理由は『生で見たらどうなんだろう?』です。
”はじめに”を全文公開することで、内容が良ければ、次が読みたくなれば、購入に至る。逆に何も情報がなければ買うハードルが高いので、買わない可能性がめちゃめちゃ上がってしまうわけです。
本屋さんで、気になるけど立ち読みができなくって内容のわからない本ってなかなか買いにくくないですか?そんな感じです。
そして、今まで「本屋さんに行く習慣がない人」には届けることができなかった部分にもリーチできる、まさにインターネットならではの戦略で、正直感動しました。
「信用」がお金に変わる
そもそも「お金とはなにか?」についてが「革命のファンファーレ」には書いてあります。結論から言うと、
「お金」=「信用」を数値化したもの
「嘘つき」が信用できないのは当たり前だと思いますが、「知らない人」も信用できないですよね?
この文章を読んでいるあなたも見ず知らずの私に、「革命のファンファーレ」を紹介されるより、身近な友達に飲みの席とかで
「革命のファンファーレめっちゃいいよ!!」
って言われた方が、すぐさまスマホを取り出してAmazonや楽天でポチっちゃう可能性が高いと思います。
インターネットが普及して、この「信用」が顕著に出たのが「口コミ」の力で、そこを”デザインしろ”というのが「革命のファンファーレ」の中で書かれている「広告」の要です。
自分で拡散するには届く範囲に限界があるので、自分の「信用力」を使って他人に拡散(口コミ)してもらう。なので、「貯金」ではなく『貯信』をしろ、と西野さんは綴っており、「なるほどなぁ」となりました。
では、なぜ人は信用を失うのに「嘘」をつくのでしょうか?
「決定権」を今すぐ持て!
「嘘をつく」人は「嘘をつかざるを得ない環境」にいるから嘘をつくのだ、と西野さんは言います。となれば嘘をつかないようにするための答えは簡単で、
「嘘をつく必要のない環境に変える」
ということになるのですが、そうはいっても環境をすぐには変えられない、という反論がきます。
無料公開されている”はじめに”では、
「やりたいことがない」というのは現代の「肩書を移動する時代」に合わせる準備ができている状態
だと言っています。「一つの『肩書』に絞ると変化に対応できなくなる」、と。
そして、”さいごに”ではこんな言葉も。
何もかもが猛スピードで流れていくこの時代を
(中略)
他人に決定を委ねると出遅れる。
環境に決定を委ねると癖になる。
(中略)
決定権を持て。
今、この瞬間にだ。
嘘をつかなければいけないような環境にいる人は、いますぐにでも「決定権」を持って環境を変えなければ、この猛スピードで進む時代を生きていけなくなります。
「そうはいっても環境は変えられない」
なんて言っている暇はなくて、そんなことを言っている間に「環境」を変えないとあなただけじゃなくてあなたの守りたいものも守れなくなる。
そういう警鐘を鳴らして、世の中をより良くしようとする姿勢が前面に見える、とても優しい一冊だと感じました。
「革命のファンファーレ」を読んだ感想
まずこの本を開いた時、初めの感想はこれです。
「目次すげぇ!」
一般の書籍にはあり得ない目次の書き方で、章分けはないわ、デカ文字はあるわ、長い一文あるわ、目次がすでにアート作品のようでした。
章立てはありませんが、章の区切りはもちろんありまして、その章のタイトルの書き方がこれまた斬新。
理由は「革命のファンファーレ」内でも触れられていますが、文字を正方形に納めることにはもちろん理由があって、それが
「Instagramにアップされやすいから」
「広告」を題材にしたビジネス書で、「本当に効果の高い広告」を出す。 そのための戦略が惜しげもなく書き連ねられています。
当たり前と言っては当たり前なのですが、こういった”小さな戦略”の積み重ねが「ベストセラー」を生むためには必須なのだと語られているのです。
また、文章を読みやすくするために、ページ内に文字をぎっしり詰め込まずに「余白」と「改行」を数多く使っています。実際に私は、1時間ちょっとで読み終えてしまうほどスラスラっと読み進められる文章の構成でした。
「ビジネス書を読むのは苦手」という方にもオススメできる一冊です。
最後に、
一歩踏み出すのに必要なのは、
ポジティブシンキングではなくロジカルシンキングだ。
説明できてしまう事柄に「勇気」は必要ない。
これは「革命のファンファーレ」最後の章で語られる、西野さんの「前に進む」ための言葉です。さらに、『”行動する人”に情報はあつまる』とも言っています。
「勇気」のせいにして”行動しない人”のもとには情報は集まらず、それゆえもっと行動しなくなる。そんな人にはなりたくないですよね?
「情報収集」を怠らずに”まずは行動”する。そのための「努力」は惜しんではいけない。
「革命のファンファーレ」では、このことを最後に学ぶことができました。
「革命のファンファーレ」まとめ
「革命のファンファーレ」の『3つのポイント』として、
- 人は「確認作業」にお金を払う
- 「信用」がお金に変わる
- 「決定権」を今すぐ持て!
という内容を話してきました。
「革命のファンファーレ」の最後の最後には、こんな一節があります。
僕はまもなくこの本を書き終える。
そして直後に、次の行動を起こす。
キミはまもなく本を読み終える。
さぁ、何をする?
こんな文章を読んでしまったら、何か行動しないわけには行かなくなりました。あなたも、何か行動を起こすことをためらっているのであれば、 是非一度読んでみることをオススメします!(↓のリンクからご購入できます。)
革命のファンファーレ | ||||
|
読書が苦手!というあなたには「耳で聞く読書」をおすすめします。毎日イヤホンで聞き流すだけで、サクッと本が読めちゃいます。
「耳で聞く読書は、電子書籍と理解度が同じ」という研究結果もあります。audiobook.jpなら、初月無料で体験できますので一度お試ししてみてはいかがでしょうか。
忙しいあなたも、耳は意外とヒマしてる - audiobook.jp
こちらでオーディオブックの詳しい説明もしておりますので、気になる方は是非お読みください。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!!
ご意見、ご感想等ございましたら、↓のリンクより頂けますと嬉しいです。
https://asblog.hatenadiary.com/about